コラム

登別マリンパークニクスは、実は映えスポット! 料金やアクセス、楽しみ方を徹底紹介

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お城のような外観がひと際目を惹く、北海道・登別の名物的スポット「登別マリンパークニクス」。華やかな見た目だけに留まらず、屋外にも館内にも魅力的な展示や貴重な体験が詰まった、他とは一線を画す水族館です。登別温泉に来たついでに…と言わず、ここを目的に登別を訪れたいほど、見所と映えポイントが充実。

本記事では、「登別マリンパークニクス」の押さえておくべきスポットやショーイベント、グルメ情報までたっぷりご紹介します!

この記事のポイント!
・登別マリンパークニクスは約400種・2万点の海の生き物を展示
・2017年登場の「金魚万華鏡」が映えると人気
・ペンギンパレードは年中毎日2回開催
・館内にはショップやレストランも併設しており、1日満喫できる

登別マリンパークニクスってどんなところ?

登別マリンパークニクスの外観

“北海道最大の水族館を作る”という構想のもと、登別市が中心になって市内の企業42社による出資によって1990年7月20日にオープンしたのが「登別マリンパークニクス」です(2001年から自社運営)。シンボルとも言える「ニクス城」は、建物全体が水族館となっており、イルカやペンギンなど約400種・20,000点の海の生き物を間近で観察することができます。ちなみにこの「ニクス城」は、デンマークに実在するイーエスコ―城がモデルです。

吊り橋を渡って城内に入ると、高さ8mの水槽「クリスタルタワー」がお出迎え。体験ゾーンやアクアギャラリー、アクアトンネルなど趣向を凝らした展示が1階から4階まで繰り広げられます。

登別マリンパークニクスの基本情報【入場料・アクセス】

登別マリンパークニクスの内観
住所北海道登別市登別東町1丁目22
[Googleマップ]
交通アクセス・札幌中心部から車で約1時間20分(高速利用)
・JR登別駅から徒歩で約5分
営業時間9:00~17:00(最終入園は16:30)
休館日なし(年中無休)
※設備点検のため、年に2回ほど臨時休館あり
駐車場750台(普通車500円/税込)
問合せ先0143-83-3800
公式サイト登別マリンパークニクス
登別マリンパークニクスの地図

登別マリンパークニクスの入館料ほか

登別マリンパークニクスの料金は、個人または団体、障害者の方、介助者の方に分かれています。3歳以下の乳幼児は無料です。

大人(中学生以上)子供(4歳~小学生)
個人3,000円1,500円
団体(10名以上)2,700円1,350円
障害者の方1,500円750円
介助者1,500円

ちなみに、アクティビティ予約サイト「asoview」(アソビュー)から電子チケットで予約・チケット購入をすると、通常よりも少しお安くなるのでおすすめです。

登別マリンパークニクスの子供連れへの対応

施設内には、おむつの交換台や授乳室を備えています。有料にはなりますが、ベビーカーのレンタルも可能です。

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SNS映え間違いなし!登別マリンパークニクスの見どころ

登別マリンパークニクスには、魅力的な展示がたくさん。観察や体験としての面白さに加えて、近年は、思わず何度もスマホのシャッターを押したくなる映えるスポットへと変化してきています。ここでは、登別マリンパークを訪れたら、必ず見ておきたいおすすめの展示を紹介します!

  • 金魚万華鏡
  • アクアトンネル
  • クラゲLABO
  • イワシの銀河水槽
  • アザラシのリングプール
  • 陸遊館

2017年の登場以来、今やメインスポットとも言える「金魚万華鏡」

登別マリンパークニクスの金魚万華鏡

室内が鏡張りになった万華鏡のような空間。中央に備えられたドーム型水槽の中で金魚たちがユラユラと泳いでいる様子が四方八方に映し出される様は異世界のよう。一般的な水族館の展示とはまた異なる幻想的な演出が、多くの来場者を虜にしています。

登別マリンパークニクスの金魚万華鏡

ピンク、ブルー、パープルと時間ごとにライトの色が変わるため、その雰囲気もガラッとチェンジするのが特徴的。お気に入りの瞬間を待って、フォトジェニックな1枚を撮影してみてください。

まるで空の上を泳いているような「アクアトンネル」

登別マリンパークニクスのアクアトンネル

アクアトンネルは、寒流と暖流を再現した2つのトンネル。水温の異なるトンネルでは、それぞれ違う水生生物が暮らしていて、頭上の上を泳ぐ姿を間近で見られます。

暖流水槽には、最大2~3mの大きなサメ「シロワニ」や大きなエイが住み、泳ぐ姿は迫力満点です。

ぷかぷかと気持ち良さそうな「クラゲLABO」で癒される

登別マリンパークニクスのクラゲ

登別マリンパークニクスで生まれて育ったクラゲが展示されている「クラゲLABO」。変化する光と音楽が幻想的な空間を演出し、ゆらり漂うクラゲの姿を美しく見せているのが特徴です。

赤ちゃんクラゲの様子や飼育作業など、クラゲの世界を深く知ることができるのも魅力のひとつです。

約1万匹の大群が円を描く「イワシの銀河水槽」

登別マリンパークニクスのイワシ水槽

銀河水槽には約1万匹のイワシが飼育されており、キラキラ輝く姿が銀河を思わせる圧巻の水槽です。室内の照明をあえて暗めに設定し、光り輝く様子を際立たせていて、180度どこから見てもジェニック!

スタッフがエサやりをする時間には、エサを求めて普段とは違う動きを見せるので、その瞬間を待つのもおすすめ。このほか、光と音を組み合わせたパフォーマンスも行われているので、幻想的な演出を目に焼きつけましょう。

「アザラシのリングプール」は、つい長居してしいそう

登別マリンパークニクスのアザラシのリングプール

屋外に設置されたリング状のプールの中を、アザラシがぐるり。水槽自体が空中に突き出た設計となっており、下から見上げると、アザラシがまるで空を飛んでいるかのよう。

ちなみにアザラシは気まぐれな性格。いつもリングプールに入ってくるとは限らないので、気長に待ちましょう。エサやりの時間は喜んで入ってくるので、その時間を狙うのも良いでしょう。

陸遊館

登別マリンパークニクスでは、水生生物だけではなく、陸で過ごす爬虫類や両生類も展示されています。陸遊館には、アナコンダやリクガメなどが飼育されていて、その大きな身体は大迫力です。はじめての方でも楽しめるように、説明ボードやレイアウトを工夫しているので、ぜひ陸の生物にも会いに行ってみてください。

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登別マリンパークニクスのショー・パフォーマンスも必見!

登別マリンパークニクスでは、動物たちの生き生きとした姿を見られるショーやパフォーマンスが開催されています。可愛らしい動物を間近で見られるので、ぜひ見に行ってみてください。

水族館の定番だけど、やっぱり見たい!イルカのパフォーマンス

登別マリンパークニクスのイルカショー

イルカプールは全天候型のプールで、一年を通してパフォーマンスを楽しむことができます。飼育されているバンドウイルカやカマイルカが登場し、一糸乱れぬ泳ぎや大ジャンプを披露。時間帯によって登場するイルカが変わるので、時間が許せば、2回訪れることで、2種類のイルカに出会うことができますよ。

前列の席に座ると、水しぶきが飛んでくるので、タオルの用意をお忘れなく。

アシカ&オットセイのパフォーマンス

アシカ&オットセイプールでは、カリフォルニアアシカのハルとベロ、ミナミアメリカオットセイのクウ・マキ・タラ・マオ・チーが得意技を披露。懸命に芸をする姿がなんとも愛らしく、気づくとこちらも笑顔に。

ペンギンパレード

登別マリンパークニクスのペンギン

「登別マリンパークニクス」と言えば、ペンギン!という印象を持っている北海道民も多いはず。かつてテレビCMでそのカワイイ姿が映し出されていたこともあり、現在も同施設の目玉のショーと言えます。

ニクス城の正面にあるニクス広場で開催される「ペンギンパレード」は、荒天時を除いて毎日2回行われるので、時間を合わせて必ず訪れておきたいところ。目の前をよちよち歩くペンギンたちの姿は、愛らしすぎます。ペンギンの中には自ら近づいてくる子もいますが、決して触ることはせず、やさしく見守ってパレードを楽しみましょう。

開催時間・11:00
・14:15
※ペンギンの体調や天候によってコースの変更や中止になる場合あり

普段は入ることができない水族館の内部に潜入!「裏方見学ツアー」

各展示やショーを楽しむだけでも大満足の「登別マインパークニクス」ですが、ここでちょっとおすすめしたいのが“裏方見学ツアー”。ガラス越しの世界から、リアルな水族館の内部へ案内してくれる人気のツアーです。

一般の来館者が決して入ることのできないバックヤードへ飼育員が案内。海の生き物たちを育て、習慣や生態を詳しく知る飼育員さんだからこその説明を聞くことができます。質疑応答の時間もあるため、夏休みの自由研究などにもおすすめです。

このツアーは2種類あり、「ニクスの裏側ちょっとのぞいてみ隊!」では水族館のバックヤードを、「イルカをもっと知り隊!」はイルカたちの飼育についてやステージの裏側を紹介しれくれるツアーとなっています。どちらも定員が5名となっているので、気になる方は遅くとも訪れる日の1週間前には申し込みをしておきましょう。

ツアー名ニクスの裏側ちょっとのぞいてみ隊!
開催時間毎日13:00~13:30
定員5名
対象小学生以上
※小学生は保護者同伴
参加料1名2,000円(税込)
※入館料別途
ツアー名イルカをもっと知り隊!
開催時間毎日14:30~15:00
定員5名
対象小学生以上
※小学生は保護者同伴
※幼児の申込み不可
参加料1名2,000円(税込)
※入館料別途

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登別マリンパークニクスは遊園地でも遊べる!

登別マリンパークニクスの遊園地

水族館で動物たちに癒された後は、敷地内にある遊園地「ニクスランド」で遊びましょう。メリーゴーランドや観覧車などがあり、どこか安心するアトラクションで子どもも大人も楽しめます。観覧車の頂上からはマリンパークニクスや噴火湾などを一望できるので、景色も見どころです。

ポルターガイストの館は、リアルな恐怖感を再現したお化け屋敷。家族やカップルでちょっとスリリングな体験をしたいときにおすすめです。

営業時間11:00~16:00
※乗り物券の販売は15:45まで
営業期間例年4月のGW前~10月中旬の土曜・日曜・祝日のみ開園
※2023年は4月22日~10月15日
乗り物券・普通券1枚100円(税込)
・回数券11枚綴り1,000円(税込)
遊具・アトラクション・観覧車(1回に乗り物券4枚必要)
・メリーゴーランド(1回に乗り物券3枚必要)
・クジラの汽車(1回に乗り物券3枚必要)
・ポルターガイストの館(1回に乗り物券3枚必要)

登別マリンパークニクスのレストラン・グルメ

登別マリンパークニクスには、ランチにぴったりなレストラン「リーベ」があります。北海道の季節の食材を使った特別メニューや登別の食材をメインにしたメニューをはじめ、カレーやラーメンなど定番も揃った種類豊富なメニューを提供。「のぼりべつ豚の豚丼」や「北海道産豚モモカツニクス風」が特に人気です。

また、子ども連れでも利用しやすいように、子ども用の椅子や食器を用意。「キッズプレート わくわく水族館」は、イルカの形のご飯が可愛らしく、子どもも大好きなエビフライやフライドポテトが乗った大満足のワンプレートです。

営業時間11:00~15:00

登別マリンパークニクスのショップ・お土産

ショップ「リトルビッキー」では、ぬいぐるみや小物、北海道銘菓などを取り扱い、マリンパーク内でもっとも商品数が充実。中でも、マグネットでくっつくチンアナゴとニシキアナゴ、オリジナルのパッケージが可愛いアイシングビスケットが人気です。

ニクス城の海底トンネルの先には、古代都市をイメージしたショップ「アトランティス」があります。水生生物をモチーフにしたクリスタル製品や文房具などがあるので、お土産や自分へのプレゼントにぴったりです。

見逃しがちですが、ぜひチェックしてもらいたいのが「ニクスのお宝ガチャポン」。ここでしか手に入らないレアなアイテムがあるので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

約400種・20,000点の生き物が展示され、銀河水槽や金魚万華鏡など魅力いっぱいの「登別マリンパークニクス」。イルカやアシカ、ペンギンなどパフォーマンスも多く、可愛らしい海の生き物を間近で眺められる貴重な水族館です。

展示以外にもレストランやショップ、遊園地など施設が充実。効率的に周らないと同施設は1日では楽しみ尽くせません。お出かけ前には、本記事を参考に周るルートを検討してみてください。

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さっかんジャーナル編集部

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