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創業60周年記念 バスガイド制服のリニューアルのお知らせ

札幌観光バス株式会社(本社:札幌市清田区、代表取締役 福村 泰司〔ふくむら やすじ〕 )は、創業60周年を迎えたことを記念して、バスガイドの制服を創業以来初めてリニューアルし、令和6年4月16日(火)より着用を開始いたしました。

デザインを手がけたのは、株式会社 cloud9(本社:札幌市中央区、代表取締役 峰江 卓也〔みねえ たくや〕)で、5人の正社員バスガイドが、プロフェッショナリズムの象徴をメインコンセプトに、理想の制服などのアイディアを出し合い、形にしていただきました。
60年間受け継がれた伝統(ネイビーカラーと大きな白い襟)と新しさ(シルエットやアクセントカラー)の両方を表現したデザインに仕上がっています。

当社は創業以来、600名以上のバスガイドを育成して参りました。しかし近年、札幌地区ではバスガイドの担い手が、R1年度46人からR4年度33人(△13)と減少しています。当社はバスガイドという仕事の灯を絶やさずに受け継いでいくという強い思いを込め、今回制服をリニューアルいたしました。創業60周年を迎える節目に、新しい制服がさらなる飛躍と成長の象徴となることに期待しています。

 

代表取締役 福村泰司 コメント
「当社は貸切バスの専業会社として昭和39年3月に創業し、60周年を迎えました。創業時から変えることなく守り続けてきた制服を今の時代にふさわしいデザインへと変えました。昭和の時代から今日まで、当社は600名以上のバスガイドを育成し、多くのお客様とともに北海道の観光地を巡って参りました。しかし、道内のバスガイド数は減少し、このままではバスガイドという素晴らしい職業が消えてしまいます。そうしたなかでも伝統と誇りを受け継ぎながら、令和の時代においてもバスガイドの付加価値を更に高めていきたいという強い想いをこの新しい制服に込めています。
 今日は函館、奥尻、明日は利尻、礼文、その次の日は富良野・美瑛、そしてその次の日は網走、知床、阿寒…こんな広大な北海道を隅々まで“シームレス”に観光案内できる唯一無二の職業、それがバスガイドです。その誇りを胸に、これからも私たちは大好きな北海道の観光地をバスガイドとして案内し続けて参ります。」

 

株式会社 cloud9 代表取締役 峰江 卓也〔みねえ たくや〕様 コメント
「60周年であり初めての制服リニューアルということで、今回は実際に着用されるガイドの皆さんと一緒にコンセプトやイメージを共有しながらのデザインプロジェクトとなりました。 基本的には従来の制服の一番の特徴でもあり、象徴でもある60年間愛され続けてきたネイビーにホワイトカラーのクラシカルなスタイルを継承しながら、いかにモダンなアレンジを加えるか、と同時に新たな歴史を刻んで行けるようなベーシックスタイルであるという点に注力しましたが、その結果ホワイトカラーを外すとよりモダンな印象で着用できる、2ウェイのジャケットが生まれました。 また本件に関わらせていただきバスガイドという職種の接客や所作はもちろん、その専門性や造詣の深さを知り、制服にもプロフェッショナル感やインテリジェンスを表現したいと考えロゴ刺繍のワッペンやゴールドラインをあしらいました。 さらにネイビーと白の知的で爽やかなイメージに加え、バスのボディーにも使われている赤をポイントカラーとして入れることで、華やかさと視認性を表現しています。 最も難しかったのは、デザインと機能を両立させるポケットでしたが試行錯誤の末、極力シルエットに響かないポケットをつけることができました。 ユニフォームはその仕事、そしてその仕事をする人をより輝かせる特別なウェアだと思っています。皆さんで創りあげたこのユニフォームを着ていただき、その笑顔が全国や全世界のお客様の笑顔につながってゆくことを心より願っています。